2018/02/26 (月)
選手

工藤監督、内川主将、柳田選手がキャンプを語る

2月26日(月)、宮崎春季キャンプは最終第6クール3日目。明日27日からは「みやざきベースボールゲームズ」が開幕することもあり、練習日という意味ではこの日までで区切りとなります。

昼過ぎにはA組の選手、首脳陣、スタッフ(B組の試合参加者を除く)がアイビースタジアムに集合して、マウンド付近で輪を作りました。

その中心で柳田悠岐選手が挨拶。「監督、コーチ、スタッフの皆さんのおかげでいい練習を行うことが出来ました。この1カ月でやって来たことをまずはオープン戦で発揮して、1年間いいシーズンにしましょう」と声を上げると、一本締めで心を「1」つにしました。

工藤公康監督はここまでのキャンプを振り返り「順調に来ていると思います。少し怪我人が出ましたが、やるべきことは出来たと思います。あとは開幕までの1か月で追い込むところはしっかりと追い込んで、もうワンランク上げて開幕へ臨んでほしいという話を選手たちにはしました。ただ、苦しいキャンプだったと思いますが、みんなよく頑張ってくれました」と話しました。また、今キャンプのMVPについて訊ねられると西田哲朗選手と甲斐拓也選手の名前を挙げ、「アーリーワークから最終バスの時間まで練習をする姿も見ていました」とその理由について説明しました。

そして選手会長の柳田選手。自身3年ぶりにA組で過ごしたキャンプに「しっかりやるべきことは出来た。施設もいいし、いつも打っているバッティングピッチャーの人のボールも打てた。改めてそれは当たり前のことではないんだなと感じました」と振り返り、「開幕に向けてもしっかり結果を残すという気持ちしかない。でも、まだいろいろ試せる時期なので、何が一番いいのか探したいし、体もまだまだ追い込みたい」と熱い気持ちを口にしました。

キャプテンの内川聖一選手は「1か月は早いなと思います。紅白戦もやってきましたが、結果を考えなければ試合が出来る状態にまでなってきたということですし、あとはスピード感やゲームの中での動きを上げていきたい」と開幕への調整を見据えつつ、「ホークスの特徴は明るさと元気。そこは崩さず、一丸となって勝利を目指したい」と今季の戦いへ気合を入れ直していました。

2018年2月26日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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