2018/03/11 (日)
球団 CSR

「3・11」を忘れない。募金呼びかけ活動を実施

3月11日(日)、2011年に発生した東日本大震災から7年を迎えたこの日、北九州市民球場で被災地支援に向けた募金の呼びかけ活動を行いました。

当日は同球場で千葉ロッテマリーンズとのオープン戦。その試合前にホークスとマリーンズ両チームの監督、選手がともにファンの皆さんの前に登場しました。参加したのはホークスから工藤公康監督、柳田悠岐選手会長、中村晃選手、本多雄一選手、西田哲朗選手、上林誠知選手。マリーンズからは井口資仁監督、大隣憲司投手、涌井秀章投手が駆けつけました。

試合前だったために約20分間という限られた時間でしたが、約450名のファンの皆様から計237,363円の善意を預かりました。

工藤公康監督は「僕だけではなく日本中の人たちが、あの地震によって色んなことを考えさせられました」と神妙な面持ち。「たくさんのファンの方が協力をして頂きました。あの日のことを覚えていて、被災地のことを考えている人がたくさんいる。僕らももっともっと、風化しないよう、忘れることのないようにこのような活動も続けていかないといけない。東北は確かに復興が進んでいますが、まだ仮設住宅で暮らしている方も大勢います。まだ安心して暮らすことのできない方々がいることも知って頂ければ」と話しました。

そして柳田選手会長も「風化させないことが大切。たくさんの方に募金をして頂いて感謝の気持ちしかないです。自分自身、今年から選手会長になったし、やれることはこれからもやっていきたいと思っています」と言葉に思いを込めました。

また、試合前には黙祷が捧げられ、スコアボードの上部には半旗が掲げられて試合が行われました。

2018年3月11日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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