開幕前日の3月29日（木）、キャプテンの内川聖一選手が今シーズンへの思いや、開幕戦への意気込みを話しました。


――現在の心境は？

「昨日までも含めて同じことを僕らはやっているけど、報道陣の方がたくさん来られているのを見ると、明日から凄いことが始まるんだなという思いになります」


――今季は走り方改革などをして準備をしてきました。

「やれることは全てやってきたつもりです。オープン戦ではチームから離れる時期もあり、迷惑を掛けてしまいましたが、明日の18：30にきっちりと体も心も整えてグラウンドに立ちたいです」


――2000本安打の大記録も目前です。

「本来ならば昨年の内に達成しておかなければならなかった数字。現時点では特別な意識はないです。残り2、3本になった時にどんな気持ちになるのか」


――目標とする数字、記録は？

「昨年のこともあるけど、個人としてはチームを離れることなく戦うこと。その思いだけですね。そのうえでどんな数字が残るのかと楽しみにしたい。自分で初めから設定することはしない」


――明日の開幕戦について

「1年で最初の試合。ピッチャーは早く1勝したいし、打者は早く1本目を打ちたいし、守っても1つ目のゴロを処理したいのが本音。最高の結果で終えられればいい。ただ、始まる前は特別だけど、終わってみたら143分の1。まずはしっかりスタートしたい」


――意気込みを

「『もう1頂！』でスタートをします。ファンの皆さんも、選手や監督やコーチと同じ気持ちで、ホークスをもう一度日本一にするんだという気持ちを球場へ足を運んで届けてほしい。テレビやラジオ、インターネットなどで応援してくれるファンの人たちも同じように応援してほしいと思います」

2018年3月29日掲載
田尻　耕太郎（スポーツライター）