2018/04/23 (月)
選手

「雁の巣」で若鷹躍動。大砲候補に今季1号

雁の巣球場に、若鷹たちが帰ってきました。
4月22日(日)、かつてのファーム本拠地で、ウエスタン・リーグのバファローズ戦が行われました。
当日は「若鷹応援スペシャルデーinガンレク!フェスタ2018」として開催。雁の巣レクリエーションセンター(ガンレク)が主催する、スポーツイベントや地域の賑わいと交流をつくる「お祭り」イベントも同時に行われました。

試合には1,402人が来場しました。序盤に失点し1対6で迎えた3回裏、若鷹打線が意地を見せました。江川智晃選手の2号3ラン、牧原大成選手のタイムリーでまず1点差に詰め寄ります。この雁の巣球場で若手時代を過ごした2人が懐かしの場所へ恩返し。

そして、なおも走者を1人置いた場面で「筑後1期生」の黒瀬健太選手が一時逆転となる今季1号2ランを放ちました。「ようやく一本目が出てホッとしました。最近はボールがよく見えるようになってきました」。高校時代に通算97本塁打をマークした実績を買われ、将来の大砲候補として期待される右打ちの内野手。先日は筑後を訪れた王貞治球団会長からも熱い指導を受けるなど、浮上のきっかけを掴みつつあったところで待望の一発が飛び出しました。

投手陣では3番手で登板した育成1位ルーキーの尾形崇斗投手が2回を投げて無失点の好投。ここまで4試合に登板して1勝0敗、防御率0.00とアピールを続けています。
試合は残念ながらその後逆転を許して8対11で敗戦。それでも将来有望な若鷹たちの活躍にスタンドからの温かい拍手が止むことがありませんでした。

2018年4月23日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 「雁の巣」で若鷹躍動。大砲候補に今季1号