2018/05/14 (月)
球団

初の2日間、ピンクに染まった「タカガールデー」

大人気イベント「タカガールデー」が5月12日(土)と13日(日)のヤフオクドームでのファイターズ戦で実施されました。

今年は球団創設80周年を記念して、初の2日間開催。
両日ともは38,530人の超満員御礼(今季6、7度目)の中、12日は27,231人、13日は28,677人のタカガールが大集結。合計55,908人となり、1シーズンのタカガールデーとしては史上最多の動員となりました。

スタンドには女性来場者を対象に無料で配られたピンクの「タカガールユニフォーム2018」を着こなしたり、「タカガール」アイテムでおしゃれを楽しんだりするタカガールたちの姿がスタンドのあちこちで見られました。さらに数えきれないほどのピンクフラッグも舞い、スタンドはまさにピンク一色に染まりました。

また、毎年行われている「ピンクリボン運動」の推進活動も行われました。各ベースをピンクカラーに染めたり、ホークスビジョンもピンク仕様になったり、本当に華やかな一日に。また、選手たちも帽子の「Sh」マークの隣にシンボルマークの付いた特別仕様を着用して試合に臨みました。(ピンクリボン運動については別記事を参照ください)

そして始球式にも特別ゲストが登場。12日は人気イケメン俳優の志尊淳さん。かつて野球少年だったという志尊さんは快速球を投じましたが、惜しくもワンバウンドとなり悔しそうな表情。「ブルペンで練習させてもらった時は全部ノーバウンドだったのに。『もう1頂!』お願いしたかったです!だけど、本当に幸せでした」と感激の様子。タカガールからも大声援を送られて「女性ファンがこんなに多いとは驚きでした。男女関係なく野球を楽しめるのは素敵だなと思います」と笑顔を浮かべていました。
13日は、“日本一かわいい女子高生”を決める「女子高生ミスコン2017‐2018」で見事グランプリに輝いた、福岡県出身・高校3年生のタカガール、“めいめい”こと福田愛依さんが来場。さらに始球式は乃木坂46の衛藤美彩さんが務めました。衛藤さんはワインドアップ投法から見事なノーバウンド投球。「人生初。緊張して足の底から震えがきて、その震えと戦って投げました」と照れ笑いを浮かべましたが、「千賀投手にボールの持ち方やフォームのアドバイスを貰いました。横を向いて、しっかり大きく強く左足を踏み出してと。ノーバウンドが目標だったので嬉しかったです。千賀投手からも『ノーバン頑張って』と言われていたので、約束を守れてよかったです」とキュートな笑顔を浮かべた。また、大分出身で「今日は両親もスタンドで見てくれていました。この球場には一緒に何度も足を運んだことがあります。感慨深かったです」と目をキラキラ輝かせて話していました。

試合は初戦こそ敗れましたが、13日は武田翔太投手が2試合連続となる完封で8対0と快勝。ホークスで2試合連続完封勝利を飾ったのは、2011年5月の杉内俊哉投手以来です(14日ライオンズ戦、21日タイガース戦=いずれもヤフードーム)。内川聖一選手の今季初猛打賞や、1番に座った松田宣浩選手の豪快ホームランで「熱男―!」をともに叫ぶなど大いに盛り上がった2試合となりました。

また、両日とも試合後のグラウンドでは2000名近いタカガールが、熱戦直後のマウンドやバッターボックスで写真撮影をしたり、ホークス球団職員の新垣渚元投手とキャッチボールを行えるスペシャルイベントにも参加したりして、インスタ映えする写真などを撮りながら楽しんでいました。

2018年5月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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