2018/11/14 (水)
球団

新井コーチが会見「超一流を育て上げたい」

11月14日(水)、新たにコーチになった新井宏昌2軍打撃コーチの就任会見が、秋季キャンプ中の宮崎・アイビースタジアムにて行われました。

新井コーチは2003年から2年間と、2007年から2年間でホークス1軍打撃コーチを務めており11年ぶりの復帰となります。現役時代も南海ホークスでプレーしており通算2038安打を記録した名バッターでした。引退後はホークスをはじめオリックス・ブルーウェーブやオリックス・バファローズ、広島カープでコーチや2軍監督などを歴任しました。いずれも若手時代のイチロー選手やカープの丸選手の指導にあたったことが有名で、ホークスでも2003年にコーチを務めた際はチーム打率.297の「ダイハード打線」を支え、日本一の原動力となりました。

会見に臨んだ新井コーチは「もう日本のプロ野球のユニフォームを着ることはないと思っていた。声を掛けて頂き光栄です」と冒頭に挨拶をし、「ホークスは常勝チームというイメージ。ただ、選手たちの顔ぶれが変わってしまっている。まずは秋季キャンプで、3日間しかないけどしっかり見て回りたい」と話しました。

三笠杉彦球団統括本部長は「若手有望選手の打撃力強化を期待して」の就任要請だったとコメントしました。

「若い選手の育成、そして覚醒させてほしいと要請を頂きました。昨年9月、メジャーのパドレスのキャンプで選手を教える機会を野茂氏から頂き、その中で若い選手を教える楽しさを改めて感じました。ホークスでも1軍ではなく2軍の選手を教えることが出来るので、超一流の選手を育て上げることを自分の最後の仕事にしてもいいのかなと感じました。精一杯頑張ります」(新井コーチ)

新井コーチはさっそくジャージ姿でキャンプに合流し、打撃練習などで指導にあたりました。

2018年11月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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