2018/11/14 (水)
選手

宮崎秋季キャンプは最終クールに突入!

宮崎秋季キャンプは11月1日(木)から若手メンバー中心にスタートしており、日本シリーズまで戦った一部主力選手も10日(土)から合流しています。

14日(水)からは最終クールに突入しました。

選手個々人のスキルアップ、レベルアップが求められるのが秋のキャンプです。打撃練習では強いスイング、基礎体力の向上や強化を目的としたメニューも組まれています。打撃ケージで打つのは変わりありませんが、ティー打撃の時間はロングティーがメニューの1つに組み込まれます。ふわりとしたボールを捉えるため、反発力がない分だけ自身のスイング力や体の力でボールを飛ばさないといけません。また、タイヤ打ちは衝突をしてもその反動に負けずにグッと押し込まないといけません。そして立花義家打撃コーチによる連続ティーは数年来のホークスキャンプの名物になっています。

午後の個別メニュー。サブグラウンドでは内野手の特守が行われており、本多雄一1軍内野守備走塁コーチが美間優槻選手、古澤勝吾選手、川瀬晃選手、増田珠選手へ熱心に指導を行っていました。

ノックを行う前には捕球姿勢の基礎練習をみっちり。これはまさしく本多コーチが若手時代に当時の森脇コーチの指導の下で行っていた練習法です。そしてノックの際には小さなグラブ、平らなグラブを選手につけさせてしっかりと捕球、素早く送球を身につける練習を取り入れていました。これも本多コーチが若い頃から当時の鳥越コーチからのアドバイスで行っていた練習です。

「動きを体に染み込ませるのが大切なんです。考えてやっているうちはダメ。自分も若い時にそうやって練習してきました。いいと思ったものは取り入れながらやっています」

まだまだコーチ業は難しいと苦笑いを浮かべますが、合流から5日が経ちその姿も少しずつ板についてきたようでした。

2018年11月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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