2018/11/15 (木)
選手

武田投手と大竹投手がいつも一緒のワケ

宮崎秋季キャンプは若手中心で行われています。

激闘続きの日本シリーズまで戦い抜いた主力選手の多くは、福岡などで自主調整を行っています。その中で森唯斗投手や武田翔太投手は生目の杜運動公園でキャンプに臨んでいます。

森投手はほぼボールを握ることなく調整を行っていますが、一方で武田投手はブルペン入りもするなど精力的な日々を過ごしています。

最終クール2日目の11月15日(木)もブルペンで姿が見られました。この日は捕手相手に投げるのではなく、ネットスローのみ。そして、足元には木製の平均台と踏み台が置かれていました。

これはシーズン中から取り入れている練習法。捕手方向へ無駄のない推進力を体に覚え込ませ、さらに下半身の強化にもつながります。この練習をやり始めて最初の1か月で筋肉量が2キロも増加したとのことでした。

そしてシーズン終盤頃から武田投手のそばにはいつも大竹耕太郎投手の姿があります。武田投手いわく「身体のタイプが同じなので、投げ方も一緒」。お互い道具を共有し、意見交換もしながら充実感たっぷりの練習を行っています。

大竹投手は育成枠の入団から見事に支配下を勝ちとり、1軍でも3勝をマークしました。「1年間ずっと試合をするというのはアマ時代にはなかったことだったけど、体はどこも悪くない。しっかりトレーニングを積んだおかげだと思います」と話し、さらなるレベルアップをめざし先輩共々気持ちよく汗を流していました。

2018年11月15日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 武田投手と大竹投手がいつも一緒のワケ