2019/03/23 (土)
選手

【戦評】千賀投手、今度は159キロだ!

3月22日(金)ホークス0-4カープ ヤフオクドーム

開幕投手に内定している千賀滉大投手がオープン戦最終登板。この日も4回無失点と好投し、オープン戦で投げた3試合を計14イニング4安打無失点と確かな手応えを得た。

磨きをかけているストレートが唸りを上げた。初回、自己最速を更新する159キロをマークした。千賀投手自身は「腕を振った感じはそんなになかった。でも、外角に大きく外れた球だから何の感情もない。次はストライクに投げたい」と苦笑い。それでもオープン戦を通じてストレートの精度には一定の自信も感じ取った様子だった。「ただ、今日は変化球が良くなかった。残り1週間でしっかりいい調整をしたい」。そして千賀投手は言う。「身体はどこにも不安がない」。最高の仕上がりで、3・29のマウンドに向かって行く。

また、6回から3番手で登板した奥村政稔投手は1回をわずか7球で3者凡退。続く7回に投げた嘉弥真新也投手も9球で1イニングを完ぺきに抑えた。工藤公康監督は奥村投手について「動くボールで打者を仕留めている。投げっぷりもいいし、フォアボールで崩れる投手ではない。安心して見ていられる。(開幕一軍の)結論はまだだけど、近づいている」と高く評価をしていた。

2019年3月23日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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