2019/07/09 (火)
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『鷹の祭典』が煌びやかに東京ドームから開幕

誇りの青に染まった東京ドーム。7月8日(月)に今年も開催された『鷹の祭典in東京ドーム』にはホークス主催試合史上最多を更新する46,824人(従来は46,808人)が来場し、ホークスナインのプレー一つ一つに大歓声が沸き起こりました

今年のテーマデザインの「チャンピオン奪Sh!ブルー2019」のユニフォームがビジター応援席を除く全来場者に配布され、満員の東京ドームは煌びやかに輝きを放っていました。また、東京限定の応援フラッグがホークス得点時などに振られ、壮大な雰囲気も作り出して選手たちの好プレーを後押ししていました。

試合前の東京ドームの外周デッキでは「FAN!FUN!STAGE」もヤフオクドームから出張。ホークス公式ダンスチーム「ハニーズ」らが盛り上げに一役買いました。

さらに『鷹の祭典in東京ドーム』といえば毎年豪華ゲストが来場して、試合前から球場内を熱くしてくれています。今年は国歌独唱に大原櫻子さん、始球式にはワイモバイルのCMに出演中の吉岡里帆さんが同社CMキャラクターの「ふてにゃん」と共に登場しました。

大原櫻子さんは「率直に人生で一番緊張しました」と振り返っていましたが、伸びのある素敵な歌声を披露して頂き、試合前のピリッとした緊張感がより一層引き締まりました。また、福岡にはライブなどで何度も足を運んでおり、「最近も糸島の方へ行きました。パワースポットですね」と話していました。

吉岡里帆さんは、本番前に武田翔太投手と甲斐野央投手からワンポイントアドバイスを送られてマウンドに向かいました。「緊張するものだから、その緊張を受け入れてやった方が良いですよと。なので、ありのままの自分で臨みました」。ピッチングについては「それでいいんじゃない」と背中を押されたそうです。いざ投球は、ワンバウンドで打者の背中を通過しましたが、「思っていたよりも届いてよかったです」と笑顔。グラウンドを離れてからも「まだドキドキしています。夢を見ていてくらい、短い時間でした」と興奮が醒めない様子でした。

試合は点の取り合いとなりました。ホークスは1点ビハインドで九回1アウトまで追い込まれましたが、上林誠知選手が土壇場でこの日2発目となる8号ソロを放って同点に。

延長戦に突入する大熱戦は十二回に栗原陵矢選手がプロ初となるサヨナラ打(犠飛)を放って8対7で勝利しました。試合後は光のセレモニーを開催する予定でしたが、試合終了時間が23時22分となったためにやむなく実施見送りとなりました。

光るアーチ型バルーンや約50本のビッグフラッグを用いて幻想的なシーンを作り出し、巨大なクロスを使ってユニフォームデザインの「チャンピオン奪Sh!ブルー2019」のストライプを表現したダイナミックな光の演出は、ヤフオクドーム京セラドームの『鷹の祭典2019』でも実施の予定になっています。

鷹の祭典2019は、7月17日(水)の北九州市民球場、23日(火)~28日(日)のヤフオクドーム6試合、 8月19日(月)の京セラドーム大阪でも行われます。

2019年7月9日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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