「ホークス宮崎春季キャンプSupported by Jwave」は15日(土)から第4クールが始まりました。今キャンプ2度目の紅白戦は予定されていましたが、朝からあいにくの雨模様で試合は中止に。一日中はんぴドームでの練習となり、A組は午前スタート、B組は午後からの練習となりました。
紅白戦で先発予定だった東浜巨投手は「雨には勝てません」と苦笑い。ブルペン78球を投げ込み、状態を確かめました。「いい形でできている。1つ1つ前進できていると思います」と手応えもある様子。「バッターが立ったほうが、自分の状態がよりわかると思います」。17日に組み込まれる予定の紅白戦で仕切り直しです。
この日の試合中止を誰よりも残念がったのはB組からアピールをしにきた杉山一樹投手と板東湧梧投手だったのではないでしょうか。13日(木)に行われた紅白戦第1戦では同じくB組から呼ばれた川原弘之投手と松本裕樹投手がそれぞれ1回無失点と好投しました。特に松本投手は自己最速タイとなる151キロをマークするなど、大きな飛躍を示しました。
杉山投手と板東投手はブルペンでピッチング。しかし、杉山投手は制球が定まらずに「全然ダメでした」とうなだれました。前日に自主トレを共にした千賀滉大投手からアドバイスをもらったそうで、この日は横に並ぶ形で投球を繰り返しました。「千賀さんに申し訳なかったです……」。それでも午後の個別練習で、ブルペンに向かいシャドーピッチングなどを行ってしっかり修正ポイントも確認。杉山投手と板東投手も17日予定の紅白戦にスライド登板する見込みです。A組昇格へアピールをしたいところです。
雨 15℃ 16,300人