春季キャンプで毎年恒例となっている、新人選手による休日体験が2月22日(月)に行われました。
今回は昨年11月に運航を開始した宮崎市中心市街地とJR宮崎駅を回遊する小型低速電動バス「グリーンスローモビリティ」(愛称:ぐるっぴー)に、ドラフト1位ルーキーの井上朋也選手が体験乗車しました。
母方の祖母が宮崎県えびの市におり、「小学生の頃までは毎年宮崎を訪れていましたが、宮崎市内は来たことがなかった。景色を見るのが楽しみです」と話していた井上選手。いざ、宮崎駅西口から「ぐるっぴー」に乗車して、市街地を巡りました。
「今日はすごく良い天気で乗り心地も良く、楽しかったです。ゆっくり走ってくれるので、いろんな景色を楽しむことが出来ました」
また、降車後は宮崎駅西口に設置されている「日向夏ポスト」に手紙を投函しました。はがきの宛先は高校時代の恩師である、花咲徳栄高校の岩井隆監督。
「キャンプでのここまでの様子や手応え、これからの意気込みをお伝えました」
井上選手はB組練習試合で2試合連続長打をマークし、21日(日)のジャイアンツ戦では打点もマークしました。工藤公康監督も「大したもの」と絶賛し、「高校から入ったばかりだが、練習にもしっかりついてきている。そういう選手は久しぶりじゃないですかね」と期待値も高まっています。
黄色い「日向夏ポスト」は明るい気持ちになれると言われており、井上選手もニコニコ笑顔。残りわずかとなったキャンプの無事完走と、今季の健闘を改めて誓っていました。