ペナントレース再開最初のカードだったファイターズ3連戦は、投手陣が100点満点以上の最高のピッチングを見せました。13日（金）の初戦は石川柊太投手が8回1安打無失点、14日（土）は東浜巨投手が同じく8回無失点でいずれも勝利投手となりました。

そして15日（日）は来日初先発したスチュワート・ジュニア投手が五回まで投げると、六回は津森宥紀投手、嘉弥真新也投手が抑えました。七回は松本裕樹投手、八回は板東湧梧投手、そして最後の九回は甲斐野央投手が快音を許さずに、試合は0－0の引き分けながら6投手によるノーヒットノーランを達成しました。

継投による無安打無失点試合は、史上5度目。ただ、4投手以上による無安打無失点リレーはプロ野球史上初めてでした。

工藤公康監督もまた、後半戦３試合でいまだ無失点を継続中に大満足の様子で「後半の戦いにかける思いをピッチャーが形にしてくれた。すごくいいスタートが切れた」と笑顔。さらに「特にこの３試合は甲斐のリードが大きかった。（3戦目）八回のスクイズ失敗はあったけど、お釣りがくるくらいの働きだった。五輪に行って、一つ、二つ成長したと思う」と投手だけでなく女房役も高く評価していました。

さらに勢いに乗っていきたい今週の戦い。17日（火）からはビジターでイーグルスと２連戦。そして週末はマリーンズを地元PayPayドームに迎えての３連戦です。

イーグルスとの対戦成績は5勝6敗3分。このカードでは甲斐選手が対戦打率.383をマークしており、攻守ともに勝利のキーマンとなりそうです。

マリーンズ戦は今季６勝５敗２分。好相性なのは柳田悠岐選手で対戦打率.388に加えて6本塁打、16打点をマークしています。豪快な打球に期待です。

今週の試合予定

• 8月17日（火）イーグルス（楽天生命パーク）18：00
• 8月18日（水）イーグルス（楽天生命パーク）18：00
• 8月20日（金）マリーンズ（PayPayドーム）18：00
• 8月21日（土）マリーンズ（PayPayドーム）18：00
• 8月22日（日）マリーンズ（PayPayドーム）13：00

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