逆襲の後半戦へ、2人の左腕が新たに加わりました。7月27日（土）、トレード移籍の吉野誠投手と、新外国人選手のポール・オセゲラ投手の入団会見をヤフオクドーム内のプレスカンファレンスルームにて行いました。

吉野投手はプロ14年目のベテラン左腕。1999年ドラフト2位でタイガースに入団し、2008年からバファローズに在籍しました。通算成績は340試合登板、4勝11敗1セーブ、防御率3.91。中継ぎのスペシャリストとして2003年には自己最多の56試合に登板。2011年は50試合登板で防御率1.19、昨シーズンも40試合に投げています。

会見に臨んだ吉野投手は「（トレードは）チャンスだと思っています。ホークスは人気のある球団で、とてもやりがいがある。経験を発揮できるように頑張りたい」と意気込みを話しました。背番号は「48」となります。

オセゲラ投手はアメリカ出身の29歳左腕。メジャー経験はなく、今季はメキシカンリーグのレイノサに所属。19試合に先発して8勝7敗、防御率3.00の成績を残しています。

会見でオセゲラ投手は「すごく興奮しています。子供の頃に王会長の本を読んだことがあって、その球団に入団できたのは嬉しい。会った時には握手をしてもらって『ハロー』と言葉を交わせれば、それだけで幸せです（笑）」とジョークも交えながら話しました。最も自信のある球は「カーブ」と言い、「自分は球が速い方ではない。緩急をつけて打者を打ち取っていきたい」とこれからの活躍を誓いました。背番号は「14」になります。