ヒーローインタビュー
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【7月27日(土) ホークス3-0ファイターズ ヤフオクドーム】 連日超満員のヤフオクドームで3連勝!勝率5割に復帰。「鷹の祭典」で勢いを取り戻したホークスの真骨頂はここからだ。
エースが「完ぺき」と口にしたピッチング――攝津正投手が、2安打無四球での今季初完封勝利で、3年連続となる自身10勝を達成しました。中14日という間隔が空いた登板でしたが、「しっかり調整が出来た分、ストレートに切れがあった」。最も注意すべき立ち上がりもきっちり三者凡退でスタート。意識的にインコースを突く投球で、相手打者に踏み込ませませんでした。さらにカーブを有効に使い、「高めに浮かないことだけ気をつけた。(遅いボールだが)あれがないと抑えられない」と緩急も意のままに操りました。
「ほぼミスがなかった。満足しています」。表情はいつもどおりクールなままでしたが、自身節目の通算50勝目は会心の投球となりました。そんな攝津投手の表情が少し緩んだのが、お立ち台でこの日デビューとなった選手キャラクター「せっつん」とのツーショットが実現したとき。「似てますか? こっちの方が色白ですね(笑)」とさすがの攝津投手も照れ笑いを浮かべていました。
打のヒーローはこの日全打点を挙げたラヘア選手。2回裏に先制の二点二塁打を放てば、8回裏にも貴重な追加点となる2点二塁打をまたも左方向へ運びました。「強い打球を打つことを心がげていた。(8回は)追加点を取れば攝津が抑えてくれると思っていた。打ててよかった」とにっこり。球宴前までは打率.235と不振でしたが、後半戦突入後の4試合では15打数6安打、1本塁打、5打点と勝負強さを取り戻しました。打席の中での積極性も戻ってきており、「今は打席の中で何も考えず、来た球を打つことだけに集中できている」と話しました。また、お立ち台では「ガッツメラメラ、ホークス」と絶叫! 打った後の「ももクロポーズ」も健在で、ムードメーカー的存在になっています。
2013年7月28日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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