【8月31日（土）　ホークス9－2イーグルス　ヤフオクドーム】

まだまだ食らいつく！首位相手に快勝だ。中盤の猛攻もあり9対2で快勝しました。

序盤は接戦でした。いきなり失点して追いかける展開でしたが、3回裏に細川亨選手がタイムリー二塁打を放って同点。そして、4回裏の2死一塁から松田宣浩選手が見事な勝ち越し三塁打を放ちました。

「ストライクを取りに来る真っ直ぐを打ちました。（一塁走者の）ハセ（長谷川勇也選手）がスタートしたのが分かっていたので、いい形になりましたね」

しかし、笑顔の中にも口調はやや厳しめ。「まだ本来のバッティングが出来ていませんから」。29日（木）のマリーンズ戦（ヤフオクドーム）から、それまでの4番から6番へと打順が変わりました。悔しさは当然胸の中にあります。

「良い感覚を探っている状態ですが、あと1カ月、まだ爆発できる時間はある」

今季は不調に陥った時でも、そのたびに打撃を工夫して快音を取り戻してきました。「残り1カ月。僕だけじゃなく、みんな大爆発すれば、まだ分かりませんよ」と、目指す優勝に向けて強い気持ちを表現しました。

また、この日、2安打4打点でヒーローになった今宮健太選手は8月に大爆発を見せた一人です。月間25試合にフルイニング出場し、打率.362、1本塁打、10打点、20犠打という素晴らしい活躍を見せました。「1打席1打席貢献しようと思って打席に入っています。僕はまだ若いし、声を出してチームを引っ張っていきたい」と頼もしい言葉。9月以降の好調維持にも期待大です。

そして、エースの攝津正投手は7回2失点の力投で今季14勝目をマーク。「最低限の仕事しかできませんでした」という言葉に、エースとしてのプライドがにじみ出ていました。

ところで、この日、2013年のホークス主催公式戦の動員数が200万人を突破しました（2,010,729人）。60試合目での達成は昨年度に続いて過去最速のペースとなりました。数多くの熱いご声援に感謝申し上げます。