【9月1日（日）　ホークス4－0イーグルス　ヤフオクドーム】

見事なデビュー投だ。来日初登板初先発のオセゲラ投手が無失点の好投で、嬉しい1勝目を手にしました。

持ち味は正確なコントロールと、遅い球。ストレートは130キロ台。しかし、カーブとチェンジアップを有効に使い相手打線に的を絞らせませんでした。5回3分の0、88球を投げて4安打4奪三振無失点の内容でした。

メジャー経験のない左腕は日本での成功を目標に、強い気持ちで来日。「家族も喜んでくれた。独立リーグ時代は苦労もしたから」。家族は前日に来日。お立ち台には愛娘とともに上がりました。また、「アリガトウゴザイマス」「ボクはゲラゲラ（秋山監督が名付けた愛称!?）です。ヨロシクお願いします」と日本語を披露。「日本語で話すのは決めていたからね。英語でインタビューに答える方が緊張したしたよ（笑）」とジョークを飛ばしました。球団関係者によると「旅好き」というオセゲラ投手。日本食にも抵抗を見せず、福岡での生活もエンジョイしています。「これからもホークスでもっと成長したい」と更なる飛躍を誓っていました。

オセゲラ投手の来日初勝利をアシストすべく、リリーフ陣も「超！」奮投。6回1死満塁のピンチで登板した森福允彦投手は「気持ちでいきました」と連続三振の快投。最後は五十嵐亮太投手が締めくくり、6投手での完封リレーで快勝しました。

また、打線では中村晃選手が自身初の先頭打者本塁打でチームに流れを呼び込みました。「ヤフオクドームで打ったのも初めて。二軍でもなかったので嬉しいです」とにっこり。3回には内川聖一選手、柳田悠岐選手、長谷川勇也選手が3者連続タイムリーで追加点。中軸がきっちりチャンスで仕事をしました。首位イーグルスを相手に連勝。9月のホークスは、「超！」進撃の予感たっぷりです！