【9月16日（月・祝）　ホークス5－2ファイターズ　ヤフオクドーム】

ガッツパープルの奇跡へ、この3連戦をすべて逆転で全勝だ！　9月16日（月・祝）の試合も3回に2点のリードを許す苦しい展開。しかし、4回裏に柳田悠岐選手が特大の9号ソロを放って1点差とすると、5回裏には山崎勝己選手にタイムリーヒットが飛び出して試合を振り出しに戻しました。勢いに乗ったホークスは6回裏、1死満塁の大チャンスを作ると明石健志選手が三塁へ内野安打を放って勝ち越しに成功。さらに続く本多雄一選手が2点タイムリーを放ち、一気に勝利を手繰り寄せました。

この日のお立ち台は山崎選手、明石選手、本多選手の3人。見事な逆転勝利の立役者の中で、特に光ったのが5回裏に見せた本多選手の積極果敢な盗塁でした。「あの二盗がゲームを動かしたと思います」と本多選手。このチャンスメイクに山崎選手が「何とか同点にしたかった」と執念の一打で応えました。さらに、本多選手は貴重な追加点となったタイムリーについても「リードした直後だったけど、野球は9回まで何が起こるかわからない。1点でも多く取りたかった」と、まさに今のホークスを象徴するコメントをしました。

打線に応えるように投手陣も好投。先発の大場翔太投手が制球に苦しみながらも5回3分の0を2失点で凌げば、リリーフ4投手が無安打リレーの好救援。2番手で登板した嘉弥真新也投手が今季3勝目をマークしました。

「ガッツパープル」の鷹の祭典2013ユニフォームで、ヤフオクドーム7連勝！　2位のマリーンズとのゲーム差は0.5まで縮まりました。「僕らは優勝のために、残り16試合全部勝つつもりで戦います」（山崎選手）。17日（火）からはＫスタ宮城に乗り込んで首位イーグルスと3連戦。今季の正念場です。