【10月29日（水）　SMBC日本シリーズ2014　ホークス×タイガース　ヤフオクドーム】

前夜の快勝劇で2勝1敗と星をリードしたホークス。リーグV、CS優勝に続く日本一の「地元胴上げ」を実現させるためにも、この勢いで一気の連勝へ、チームの士気は最高潮に高まっています。

第4戦の先発を任されたのは中田賢一投手。シーズン11勝はスタンリッジ投手にならびチームトップの成績でした。日本シリーズのマウンドは何度も経験しており、2007年には第2戦（ファイターズ戦）に先発して8回3安打1失点の好投で勝利投手にもなっています。「思い切って初球から攻めていくのが僕のスタイル」と話す右腕。武田翔太投手も大隣憲司投手も「自分の投球」を貫いて白星を手繰り寄せました。今季は、その日本シリーズで勝った2007年以来、自身7年ぶりの2桁勝利をマーク。その自信を胸に腕を振り抜けば、結果は自ずとついてくるはずです。

打線では好調の中軸に今日も期待。李大浩選手は3試合連続打点の活躍で、さすが4番打者の勝負強さを発揮しています。シーズン中の交流戦もタイガース戦は打率.500（16打数8安打）に加え、4試合で1本塁打9打点と大爆発しました。また、今日の相手先発は左腕の岩田投手。李大浩選手は左腕に対してシーズンでは打率.370（対右は.278）と好相性を誇っており、キーマンになること必至です。そして、2戦連続で初回に先制タイムリーを放っている内川聖一選手もポイントゲッターのひとり。また、藤井康雄打撃コーチはこの2人に加えて好調な選手として柳田悠岐選手の名前も挙げました。 日本一王手へ、第4戦はまもなくプレーボールです。