サファテ投手ヒーローインタビュー
※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください
【5月4日(月・祝) ホークス5-4マリーンズ ヤフオクドーム】
<今日の熱男 サファテ投手=NPB通算100セーブ。今季いまだ無失点!> 渡ってきた勝利のバトンを手に、見事ゴールした数。サファテ投手のそれがついに大台に到達しました。5月4日(月・祝)のマリーンズ戦(ヤフオクドーム)、1点リードの9回にいつものようにマウンドに上がるときっちり無失点投球で試合を締めくくる、クローザーとしての役割を果たし、今季9個目のセーブをマーク。これが来日5年目でのNPB通算100セーブ達成となりました。
珍しく1人でのお立ち台には「マッチ(松田宣浩選手)かちょめ(森福允彦投手)に声を掛けて一緒に上がればよかったかな」と笑っていました。「100セーブを特に意識してマウンドに上がったことはなかった。次は101セーブを目指して頑張るよ」と涼しい顔。それでも、「目標があるとすれば、アメリカに戻るまでにクルーン投手(元巨人など)の外国人最多セーブ(177セーブ)の記録を抜きたいと考えてはいるよ」という夢も明かしました。メジャーリーグのマウンドに立った経験もあり、4試合に先発したこともあります。しかし、「僕は1週間に1度、7イニングを投げるよりも毎日1イニングずつ投げる方が合っているんだ」とリリーフのスペシャリストとして、プロ野球選手としてのキャリアを積み上げてきました。
また、抑えというポジションはプレッシャーと常に戦わなければいけませんが、サファテ投手いわく「プレッシャーを感じるという考えはない。僕はその場面を楽しむんだ」と言います。例えに出したのは昨年の日本一の瞬間。1点差の1アウト満塁、3ボール…。「またあのような場面で投げたいと思っているよ」と笑い飛ばす強心臓こそ、守護神を務めるのにふさわしい投手なのです。
昨季は64試合に登板し37セーブをマーク。今季は15試合に登板して2勝0敗9セーブ、2ホールド、防御率0・00と完ぺきな投球を続けています。「とにかくチームの勝利のために、毎日でも投げたい」と話すナイスガイ。頼れる守護神とともに、ホークスは連覇への道を突き進んでいくのです。
2015年5月5日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
選手一覧へ戻る