5月はまだ半分以上も残っていますが、すでに月間6本塁打13打点と打棒を爆発させているのが李大浩選手です。月間打率も.486をマーク。10戦連続安打、6試合連続マルチ安打、4試合連続ホームランを継続中と何も怖いものなしです。4月下旬から続けている「左足を高く上げることで始動が早くなり、ボールを長く見ることが出来ている」と自分の間（ま）、いわゆるタイミングでバッティングを出来ていることが好調の理由だと話し、「このスタイルをシーズンの最後まで続けていきたい」と気持ちをさらに強くしました。ちなみに4試合連続弾からの記録更新も楽しみなところ。日本球界の記録は王貞治会長とバース元選手がもつ「7試合」ですが、李大浩選手は韓国時代に“世界記録”の9試合連続ホームランをマークしており、今週の試合も非常に楽しみです。

10日（日）の試合で10得点を挙げたホークス打線は全体的に好調。この日1本塁打3打点と気を吐いた松田宣浩選手も「前を打つ打者が調子がいいので、良いイメージを持って打席に入ることが出来ています。みんなヤル気に満ち溢れているし、どんどん勝っていきたい」と威勢よく話しました。

投手陣も4勝を挙げている大隣憲司投手をはじめ先発陣が安定しています。14試合連続ホールドのバリオス投手、好調のサファテ投手、気迫十分の五十嵐亮太投手らリリーフ陣も鉄壁。ますます勢いを加速させたいところです。