2015/05/30 (土)
選手

内川選手アーチから3番~6番が一発そろい踏み

動画キャプチャ

ホークス動画一覧を見る

ヒーローインタビュー

動画を見る

※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください

選手画像

選手画像

選手画像

【5月29日(金) ホークス7-4スワローズ ヤフオクドーム】

<今日の熱男 内川聖一選手=先制2ランで打線に火をつける>

ヤフオクドームはまたしてもホームラン祭りだ。初回に4番・内川聖一選手が5号2ランを放って先制すると、続く5番・李大浩選手も右中間へ12号特大弾。立ち上がりから3点を奪って試合の主導権を握りました。

4対2で迎えた3回裏には3番・柳田悠岐選手が2試合連続となる11号ソロをレフトへ運ぶと、6回裏には6番・松田宣浩選手が高々と12号ソロアーチを掲げました。クリーンナップトリオの本塁打そろい踏みは3月31日のバファローズ戦以来。この日はそれを上回る3番~6番の4選手が本塁打の競演を見せ、さらにすべてがテラスを越えていく会心の当たりを連発しました。

この試合でピックアップしたいのが内川選手です。5月中旬には不調に陥り、17日時点では打率.261まで落ち込みましたが、2週間足らずで.307まで回復。工藤公康監督も「彼が打ってくれることでチームも勢いづく」と笑顔を見せています。

しかし、内川選手は「この日のホームランも体勢を崩された中で強い打球が打てたのはいい傾向なのですが、まだ頭で考えてやっている状態。あれが自然に出来るようになれば…」となかなか表情は冴えません。その内容はプロの打撃の中でもさらに飛び抜けたレベルの世界。ただ、内川選手に言わせれば「野球選手である以上、高いレベルを求め続けるのは当たり前のことですから」と至極当然のことなのです。

「今年は4番を打ち、キャプテンにもなりました。精神的な変化は当然あると思います。今、結果が出ているからと言って、不調の原因を自分できちんとつかめない限りは素直に喜べません。だけど、しっかりと向き合って、自分自身のことを理解したうえで前に進んでいきたいです」

誰にも背負えない責任と重圧。でも、それは『内川聖一』だからこそ、任せられた宿命なのです。長い野球人生の中で、これまでも何度も何度も壁にぶち当たっても、それを乗り越えてきたから今があります。今シーズンが進んでいく中で内川選手はまた一回りも二回りも逞しく、頼もしくなっていくはずです。

チームは3連勝で首位に再浮上。先発した攝津正投手が4勝目をマークし、工藤監督は「これで五分(4勝4敗)なので、これからどんどんプラスを増やしてほしいね」とエース右腕に期待を寄せました。

2015年5月30日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

関連リンク > 、、、、、
関連リンク > 個人成績
関連リンク > メディア出演情報
選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 内川選手アーチから3番~6番が一発そろい踏み