2015/08/06 (木)
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本多選手「M点灯」決める11回代打サヨナラ打!

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【8月5日(水) ホークス4×-3ファイターズ ヤフオクドーム】

<今日の熱男 本多雄一選手=延長11回に代打・サヨナラ打!>

今季初の7連勝で、2位・ファイターズとのゲーム差は今季最大の「10.5」に。そして遂に、優勝へのマジックナンバー「38」が点灯しました。8月5日さらに93試合目でのマジック点灯はホークス福岡移転後最速です。(これまでは2003年8月17日、104試合目)

あまりに劇的な勝利でした。3対3で延長戦にもつれ込む大熱戦。ホークス自慢のリリーフ投手陣は8回から森唯斗投手、サファテ投手、森福允彦投手、五十嵐亮太投手が計4イニングで9奪三振の力投を見せましたが、相手のリリーフ陣の状態も良く、工藤公康監督も「さすがに引き分けも覚悟せざるを得ない流れだった」と言います。

しかし11回裏、先頭の中村晃選手がフォアボールを選び出塁すると、好調な今宮健太選手がこの日2つめの送りバントを決めてチャンスを拡げます。

ここで代打・本多雄一選手――。

「この状況、そして大歓声に緊張してしまいました。2球目の“くそボール”を振っちゃうくらい(苦笑)。何が何だか分からず、打席に入っていました」

百戦錬磨の経験者でも「プロに入って5本の指に入るくらい緊張した」という打席。しかし、追い込まれてから際どいフォークを2球見逃すあたりは、さすがのひと言に尽きます。「フォークは見て、ストレートは食らいつくという気持ちでした」。

フルカウントからボール気味のフォークボール。「その気持ちがあったから打てたと思います」。打球は右中間へ飛び、ライトが処理する間に二塁走者がホームに生還しました。

満面の笑顔で駆け寄ってくるチームメイト。「ほんとに自分が打ったのか、もうワケがわかりませんでした」。感無量の表情。先発したスタンリッジ投手からはコーラをかけられる手荒い祝福にも、とにかく表情をくしゃくしゃにして喜びをかみしめていました。

今季は開幕早々に4月に足首を捻挫。7月に1軍復帰しましたが、セカンドは厳しいポジション争いが繰り広げられ、本多選手といえどもその競争の中にいます。現にこの日まで3試合続けてのベンチスタート。それでも「気持ちが腐ってしまうことは絶対にいけない」。

今季は副キャプテンも務めており、これまでの経験や年齢も含めてチームを引っ張る立場です。「ベンチで声を出し、雰囲気を盛り上げる。僕が打席に立っている時も凄い声でした。みんなが一緒に戦っている。そのおかげで打てたのもあると思います」。それが今のホークスの強さ――とも本多選手は言います。

マジックナンバーは点灯しましたが、まだシーズンは50試合残っています。「まずは明日も勝って、このカード3連勝を決めたい」。これまでと変わらず、一歩ずつ踏みしめながら、鷹はVロードを前進していくのです。

2015年8月6日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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