8月7日(金)、7月度の「日本生命月間MVP」が発表され、リック・バンデンハーク投手がパ・リーグ投手部門で選出されました。初受賞です。
バンデンハーク投手は7月度5試合に登板し、リーグトップタイの3勝をマーク。3勝をあげた規定投球回以上の投手のうち唯一の無敗で、投球回、奪三振はリーグ最多、防御率はリーグ3位でした。9日のイーグルス戦(6回無失点)、24日のバファローズ戦(7回1失点)、31日のライオンズ戦(6回2失点)で勝利投手となったほか、2日のライオンズ戦でも8回3失点の好投を見せるなど、チームの首位固め、月間最高勝率(.765=13勝4敗)に貢献しました。
入団1年目での月間MVP受賞は、ホークスでは1996年6月度ホセ、1999年6月度ペドラザ、2003年7月度新垣に次ぎ、4人目となります。
また、31日のライオンズ戦の勝利で5勝0敗。先発で来日から無傷の5連勝はホークス球団外国人投手の新記録です。
会見でバンデンハーク投手は「とても光栄です。嬉しく思いますが、それ以上に自分が投げた試合でチームが勝てたことが良かったと思います」と笑顔を浮かべました。ここまで45投球回で61奪三振のハイペースです。しかし、本人は「いかに少ない球数で抑えるか、そして長い回を投げるかを大事に考えています。だから三振でも、ゴロでもフライでもあまり意識はしていません」と言います。また、暑い夏を乗り切るコンディション対策を問われると、「妻が健康に良い食事をたくさん作ってくれるのでそれを食べて、あとは涼しいところにいることかな」と白い歯をのぞかせました。
2015年8月7日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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