【8月26日（水）　ホークス3‐0マリーンズ　ヤフオクドーム】

＜今日の熱男　バンデンハーク投手＝8回無失点で無傷の7連勝＞

大記録を狙えそうなほど、隙のないピッチングでした。バンデンハーク投手が許した走者はシングルヒット2本と与四球1つのたった3人。5回までは無安打ピッチングで、三塁を踏ませることなく8回を無失点で投げ抜きました。奪三振は10個。自身7登板ぶり3度目の2ケタ奪三振もマークしました。

「自分が投げてチームが勝てたのが最高の気分。自分の結果にもとても満足しています。でも、（この日が1軍10試合目で）一番の出来だったかと訊かれれば、それを答えるのは難しい。今日は試合前になぜかいつも以上に緊張感があった。少し登板間隔（中11日）があったことが理由かもしれないけど」

本来ならば、先週のイーグルス戦で先発予定でしたが、雨天中止によってこの日まで登板がずれ込みました。「でも、いつ投げるのか決めるのは監督。それに従うだけだからね」。また、130球を投げたのは今季最多。あと1イニングを投げきれば完封勝利でしたが、「もちろん先発だから完封したいという気持ちはあった。でも、疲れもあった。嘘はつきたくないからね。それにホークスには日本で一番のクローザーがいる。今日もサファテにセーブがついたからよかった」と笑顔を浮かべていました。

そのサファテ投手はこの日も三振を2つ奪い、1回を3人でぴしゃり。今季33セーブ目をマークしました。打線では2回に李大浩選手が28号先制2ランホームラン。「30本打ちたい」と意欲満々で、「次のファイターズ戦は3連勝します」と宣言してスタンドを沸かせました。

また、この日ヤフオクドームには36,947人が来場。今季の来場者数が2,030,241人となり、パ・リーグで最も早く主催公式戦の動員数が200万人を突破しました。58試合目での突破は福岡ソフトバンクホークス史上過去最速となりました。

そして、この日で優勝マジックは「22」となりました。