2015/11/15 (日)
選手

「モノが違う」ドラ1松本投手、2年目の飛躍へ

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宮崎秋季キャンプは残り2クールとなりました。休日明けの11月15日(日)、宮崎はまだ晩夏のような強い日差しが照りつけ、半袖でも十分過ごせるほど暖かな一日でした。

もはや今秋キャンプの名物となった工藤公康監督直伝の強化トレーニングは勿論この日も行われました。ゴムチューブを使って下半身に負荷を与えながら投球動作を行ったり、体幹トレに時間を割いたり、やはり密度の濃いメニューが延々と行われました。強化指定となっている中でも千賀滉大投手あたりはコツもつかみつつあるようで、しっかりと内転筋を使って強く踏み込み、投げる動作を上手に繰り返していました。

ところで、今年のルーキーで、ドラフト1位入団した松本裕樹投手も充実の秋を過ごしているようです。シーズン中は入団前から抱えていた右肘の不安もあり、リハビリ組で1年間を過ごし体力強化などに努めました。それでもチーム内からは「キャッチボールを見ただけでもモノが違うのは明らか」と誰もが高評価を口にし、帆足和幸投手も引退会見の際に台頭してくる若手の1人として、松本投手の名前を挙げました。

10月のフェニックス・リーグで実戦初登板を果たし、1イニングを打者3人でぴしゃり。この秋のキャンプでは「1年間やってきたけど、自分にはまだまだ足りないところばかり」と体力強化を中心に日々厳しいトレーニングに挑戦して己を磨いています。

ブルペンにも2度入り、前回は工藤監督も見守る中で52球を投げ込みました。「全力で投げました。肘は問題ないです」。

つらく長かったルーキーイヤーも、すべてはプロ野球選手として本当に羽ばたくための、大事な経験と時間です。鍛えの秋で飛躍のきっかけをつかみ勝負の2年目へ、松本投手の熱い日々はまだまだ続きます。

2015年11月15日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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