2015/11/19 (木)
球団

工藤監督が正力松太郎賞を受賞「名誉ある賞」

選手画像

11月19日(水)、今年度のプロ野球の発展に最も貢献した人物に贈られる「正力松太郎賞」に、工藤公康監督が選出されました。受賞は現役時代の1987年(当時ライオンズのエース左腕として日本シリーズMVPの活躍)に続き2回目。現役時代、そして監督として受賞したのは王貞治球団会長、秋山前監督に次ぎプロ野球史上3人目となりました。

キャンプ地の宮崎市で会見を行った工藤監督は「非常に名誉ある賞をいただくことが出来て嬉しく思います」と笑顔。監督就任1年目でチームを日本一連覇へと導いたことが受賞理由だと聞くと「嬉しいです。でも日本一になれたのは選手たちのおかげ」と言い、感謝という言葉を何度も口にしました。

ルーキー監督として戦ったこの1年。まずはコミュニケーションや対話を大切にし、時には非情さや厳しさも見せつつ、「明るく、真剣に」をモットーに戦い抜きました。「打つだけでもない。守るだけでもない。投手力だけでもない。色のないのが僕の色」とも表現しました。

「日本一3連覇、そしてその先を見越して」と行ってきた宮崎秋季キャンプも残りわずか。「来季、とにかく他のどのチームよりも勝つんだ強い気持ちで、戦っていきたい」と熱く力を込めました。

2015年11月19日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

関連リンク >
球団一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 工藤監督が正力松太郎賞を受賞「名誉ある賞」