2月1日（月）、宮崎春季キャンプがいよいよ始まりました。

パ・リーグＶ3と日本一3連覇を目指すホークスがここから本格始動です。

初日はあいにくの雨模様となり、Ａ組は「はんぴドーム」でのスタート。それでも雨自体は午前中のうちに止んだため、Ｂ組は生目第2球場でウォーミングアップから行いました。

この日はブルペンが大盛況でした。投げられる状態のピッチャーはほぼ志願して投球練習を行い、その数はなんと35人。およそ2時間もの間、Ａ、Ｂ組のブルペンには心地よいミットの音が響き続けていました。

その中には、今年5年ぶりのホークス復帰となった和田毅投手の姿もありました。

ブルペンでは直球とツーシームの2種類を28球投げ込みました。初日の練習を終えた和田投手は「とにかく無事に終えられてよかったです」と、以前と変わらぬ爽やかな笑顔。ブルペンについては「初日から入ろうと思っていました。次は3日を考えています」とプランを明かし、「自分はストレートが生命線なので、しばらくは直球系のボールしか投げない予定です。変化球は握りを変えるだけなので。監督やファンの皆さんからは開幕からローテーションに入って、それを守り通すことが期待されていると思うので、それを達成できれば」と目標を語りました。

また、工藤公康監督はチーム全体の初日の練習を見て「みんなしっかりと自主トレをやってきてくれたんだなと感じました」とこちらも笑顔。ランチもとらず、生目の杜運動公園を常に歩き回り選手たちの様子に目を光らせていました。「僕は痩せなきゃいけないから（笑）」と冗談を飛ばしつつ、「選手たちを多く見ることが出来てよかった」と納得の表情。そして、今季のテーマについて「明るく、元気に、真剣に」と昨年を踏襲しつつ、「一途」という言葉を加えて選手たちには訓示をしました。

「苦しい練習もあるが、その中に自分の一途な思いを入れてほしい。また、家族がいる選手は、その家族のためにも頑張ろうという思い。それを一途という言葉にしました」と説明しました。

※雨　9℃　6,200人