2月5日（金）、宮崎春季キャンプは第2クールが始まりました。

このクールから野手はシートノックがメニューに加わりました。注目は内川聖一選手。今季からレフトに加えてファーストの守備も本格的に取り組むことになっており、この日はファーストミットを左手にはめて守備練習に取り組みました。

工藤公康監督は「内川選手本人とも話をしています。今年は両方を守ってもらう。一塁でスタメンもあり得る。慣れない中で不安かもしれないが、責任は俺がとるから失敗を恐れずに思いきってやってほしいと伝えてあります」と起用方針について説明しました。

工藤監督は複数ポジションを守れるユーティリティ選手を重宝しますが、「内川選手に関してはユーティリティという意味よりも、キャプテンとして一塁を守ってもらい、ピンチの場面で投手への声かけなどで存在感を出してほしい」という狙いがあることを話し、「サードには松田選手がいる。声のかけ方や内容などは全然違うと思う。それぞれのやり方でやってくれればいいし、投手は勇気がもらえる」と期待を寄せています。

内川選手は全体練習後には一人黙々とロングティーを行う姿もありました。

2016年型のホークスには新たな武器、魅力が加わります。

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