2016/02/11 (木)
選手

工藤監督と岩嵜投手が「はっけよい」!?

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2月11日(木)は祝日。この日は風もほとんどなく、南国宮崎らしい暖かな天候に恵まれて、生目の杜運動公園は26,300人の来場者で賑わいました。

メイン球場のアイビースタジアムでは五十嵐亮太投手、攝津正投手、中田賢一投手の主力3投手が打撃投手に登板してスタンドは満席状態。さらにA組は、今キャンプ初めてのシート打撃を行いました。

球場を最も沸かせたのは中村晃選手。右翼スタンドへ飛び込むホームランを放ちました。今季は本塁打数アップにも欲を見せており、「しっかりスイングの力が伝わるように。今は順調なので、感触が良ければ今のまま進んでいきたいです」と話しました。

投手では岩嵜翔投手が最速148キロをマークしました。しかし登板後、室内練習場「はんぴドーム」に向かうと、工藤公康監督とマンツーマン練習。しばらく体の使い方などの話をしたところで、突然、相撲が始まりました。工藤監督の声が響きます。

「(重心が)高くならないように、低く、低く!」

人が力を入れる時の角度。それが相撲を取るときの体制です。上半身は地面から45度。そして腰をぐっと落とします。

「最後の球をリリースするタイミングで、もっと力強く押しこむことが出来れば、さらに強いボールが行くと監督に言われました」(岩嵜投手)

昨季はウエスタン・リーグで投手3冠(防御率、勝利、勝率)に輝きましたが、「それだけ長くファームにいたということ。喜びは全くない。悔しいだけ」と唇を噛みます。「もう若手ではない。たくさんピッチャーがいる中で競争していかないと」と決意の表情を浮かべました。

また、シート打撃には二保旭投手、加治屋蓮投手、東浜巨投手も登板しました。

2016年2月11日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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