【3月8日(火) ホークス1-0ジャイアンツ ユーピーアール宇部】
<今日の熱男=東浜巨投手 先発で4回無失点> 山口県宇部市での主催オープン戦。ホークスが山口県内で1軍クラスの主催試合を行ったのは初めて(2軍戦はユーピーアール宇部や下関球場で近年開催)。
平日デーゲームにもかかわらず、前売りチケットも好調でわずかに残っていた当日券は午前中のうちに完売となりました。スタンドは10,489人の超満員の人出で熱く賑わいました。
試合は1対0で勝利。これでホークスはオープン戦2分スタートからの3連勝で勝率10割をキープ。春季キャンプの練習試合5戦全勝を含め、10試合負けなしを継続しています。
ここ3試合で1失点の投手陣は、この日も完封リレーを決めました。
先発は東浜巨投手。昨秋のキャンプで「強化指定」となり、12月には単身渡米して自主トレに励むなど、4年目にかける思いは熱いものがあります。
この日はオープン戦初先発。「立ち上がりはボールが高かった」と反省も、2回が終わったところでブルペンに直行。「10球ほど投げて、左肩が入りすぎていたのを修正しました。そのことでボールが低めに集まるようになった」と3、4回は東浜投手のペースで投げきりました。「本当は初回が終わった時点で気付くべきでしたが、試合途中に修正できたのはよかった」と確かな手応えを得た登板となりました。
同じく開幕1軍枠を争う岩嵜翔投手も3回無失点と好投。ともにファームでは昨年までも好結果を残し続けており、今季は1軍で下積みの成果を発揮したいシーズンとなります。
2016年3月9日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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