今年もキャプテンを務める内川聖一選手が報道陣の質問に応え、開幕目前の心境などを語りました。
――現在の心境は?
「ドキドキもわくわくも、不安もある。いろんな気持ちが入り混じっていて複雑です」
――開幕の重みはどのように?
「終わってみれば1試合だけど、全選手、チームにとってゼロからのスタート。最初が肝心だし、最初の数字がつくまでは気になる」
――コンディションは?
「ゲームに出られる状態です。チームにご迷惑をおかけしました。返していきたい。これほど色々あって開幕を迎えるのはプロ16年目で初めて。シーズンが終わった時に『あれが開幕前でよかったな』と言えるようにしたい」
――一塁の守備は?
「新しいことを始めるし、オープン戦とは違った緊張感はあると思う。受け身にならず前に出て、思い切ったプレーをどれだけ出来るかが大事」
――そして4番、キャプテンで臨む2度目のシーズンです。
「去年は初めての経験ですごく力んだ。今年はいい意味で、周りに任せることが出来ています。去年は何でも自分が一番でないといけないと思っていた。柳田、李大浩、松田がすごい数のホームランを打つなかで自分はこれでいいのか、とずっと考えたシーズンでした。でも、自分の持っているものをどう出すか。他にやれる人がいるならば任せて、自分の出来ることを精一杯やるだけ」
――自然体ですね
「チームが困ったときにどうするか。それは考えていきたい」
――目標は?
「一塁を守るきっかけになったのも故障の多さ。毎年怪我をしているので、今年は143試合フル出場したい。成績でもチームに恩返ししたいし、どんな状況でもグラウンドに立ち、それがチームにプラスだと言われる選手を目指したい」
――打率3割を期待する声も多い
「去年ダメだった。だからこそさらに上を目指していきたい。チームに迷惑にならないような成績を残したいですね」
――ファンの皆さんへ
「3連覇を目指す。みんなそのつもり。ファンの皆さんには応援もしてもらいたいし、力を送ってほしい。一緒に戦うくらいの気持ちで応援をぜひお願いします」