2016/05/25 (水)
選手

12年ぶりの大猛攻!柳田選手「集中」2戦連発

選手画像

選手画像

選手画像

【5月24日(火) ホークス22-6バファローズ ヤフオクドーム】

<今日の熱男=柳田悠岐選手 2戦連発、先制6号2ランなど4打点>

取りも取ったり、打ちも打ったり。22得点、17安打は今季最多。予定されていた「ルーフオープン」が行われずにガッカリさせてしまったヤフオクドームのスタンドを、ホークス打線が大いに元気にしました。

1試合20得点以上は2004年8月27日のライオンズ戦(西武ドーム・20対4)以来で、ソフトバンク以降は初めてのことでした。

また、3安打5打点の長谷川勇也選手が「7回のゼロが逆に目立っちゃいましたね」と苦笑い。ラッキーセブン以外の回すべてで得点を刻みました。毎回得点となればプロ野球19年ぶり、球団64年ぶりでしたが、そちらはお預けに。それでも先発全員打点という珍しい記録は作りました。

口火を切ったのは初回、柳田悠岐選手の先制2ランです。打った瞬間に「行った」と確信した今季6号。22日(日)のライオンズ戦(西武プリンス)の最終打席でも一発を放っており、1日の休日を挟んで2打席連続アーチです。

「打ったのはカーブでした。下で…、足でしっかり粘ることが出来たのが良かったです。ライオンズ戦の時も打ったのはチェンジアップ。ただ、あの時は少し泳ぎ気味のバッティングだったので、そうならないように気を付けました」

それが集約された、左翼スタンドへ流し打ったホームラン。この日は3打数2安打4打点3四球。大量得点差にも集中力を切らさずに、出塁し続けました。

「ボクはしょぼいんで(笑)。ボール球をヒットにできる人もいるけど、ボクは出来ない。それにバッティングってすぐにおかしくなる。1つも無駄にせず、しっかり集中して臨みたいんです」

5月は打率3割台。ホームランも月間4本目と調子は上向いています。

また、高谷裕亮選手は「プロ初」という4安打の大暴れ。投げてはバンデンハーク投手が6勝目をマークしました。


工藤監督の熱男トーク

――圧巻の打線爆発でした。
「初めての体験でした。ありがとうございます(笑)」

――柳田選手が先制ホームラン。
「あれで相手のリズムを崩せた。フォアボールやタイムリーも続き、なかなかストライクをとれない状態を作れた」

――中村選手が5試合ぶりに7番に戻った。
「城所選手の調子もよかったので1番に。もともと短期の予定でしたから」

2016年5月25日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)


選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 12年ぶりの大猛攻!柳田選手「集中」2戦連発