2016/06/08 (水)
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サファテ投手が月間MVPに輝く!パ新の12S

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6月7日(火)、5月度の「日本生命月間MVP」受賞選手が発表され、サファテ投手がパ・リーグ投手部門で選出されました。来日6年目で初受賞となります。

サファテ投手は5月度、パ・リーグ新記録となる12セーブをマーク(2012年9月ファイターズ・武田久投手、2014年4月バファローズ・平野佳寿投手の11セーブを更新)。また、16試合登板は球団記録にあと1つと迫る、まさにフル回転の活躍を見せました。

5月3日から7日までは異例の5日連続登板でチームの勝利に貢献。リーグトップの月間18勝の原動力となり。22日のライオンズ戦から31日のドラゴンズ戦までは、すべて打者3人で退ける6試合連続セーブを記録しました。また、31日には史上12人目の通算150セーブを達成しました。

同日にヤフオクドーム内のプレスカンファレンスルームで会見を行い、「光栄です」と喜びつつも、「ただ、5月の戦いを振り返るとウチのどの投手が受賞してもおかしくなかった。チームのみんなで獲った賞だと思っています」と話しました。

来日6年目で毎年のように活躍を続ける右腕として、初受賞は意外な報せでしたが、サファテ投手本人は「あまり1か月単位で考えることはなかったからね。いつも1年間トータルでどれだけやれるかと考えている。これからも1か月ごとにまた頑張って怪我をしないようにやっていきたいね」とクールに話しました。

それでも16試合も登板した5月を振り返ると「長かったね。でも、それだけチームが勝っていたということ。早くも感じた。マリーンズやファイターズとのゲーム差を広げることが出来たし、今後も同様の戦いをしていきたい。また、月間12セーブを挙げたけど、ボクとしてはレアードに打たれて敗れた試合(19日・ファイターズ戦)の方が鮮明に記憶に残っている」と話し、気持ちを引き締めなおしていました。

「神様がいつもそばにいてくれて、ボクの心も体も強くしてくれている。それに毎日努力をして練習をして、体を作っている。長くやるために大切なことだと思っています」

昨年3度胴上げ投手となった最強助っ人クローザーは、リーグ3連覇と日本一V3へ、さらなる活躍を誓いました。

2016年6月8日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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