7月31日（日）、張本優大選手が支配下登録されることになり、同日に福岡市内のホテルにて会見を行いました。背番号は141から「77」へ変更になりました。

また、ホークスで育成選手が支配下登録された選手は、昨年これで22人目（23例目・バリオス投手が2度）となりました。

張本選手は大阪府出身の25歳捕手。菊華高校から佛教大学を経て、2013年育成ドラフト4位で入団しました。身長182㎝、体重85㎏の恵まれた体格で、強肩強打のキャッチャーとしてプロの門をたたきました。昨年は3軍で4番打者を務めた時期もあり、2軍でも経験を積んできました。今シーズンはウエスタン公式戦に20試合出場。打率.227、0本塁打、5打点の打撃成績を残しています。

球団は「入団してからコツコツとしっかり努力を続けて大きく成長してくれた。大きな怪我もなく体が丈夫なのも好評価」と支配下登録の理由を説明しました。

会見の中で張本選手は「まずはこのような評価をしてくださった球団関係の方すべてに感謝をしたいです。（支配下入りで）1軍でプレーするチャンスをいただいた。一日も早く1軍の勝利に貢献できるような選手になりたいです」と意気込みを話しました。

セールスポイントについては「キャッチャーは打撃よりも守備が重視される。試合に勝てる配球だったり、投手や野手とのコミュニケーションだったりは1，2年目よりもはるかに成長できたという実感があります。怪我に強いのは、1年目に現在1軍コーチの清水（将海）コーチのもとで厳しいキャッチャー練習にしっかり取り組んだおかげ。自然と強い体が出来上がりました。まだまだすべての面でレベルアップが必要ですが、1軍の優勝争いに貢献したい。そして細川（亨）さんのようにチームみんなから信頼されるキャッチャーになり、投手陣から『張本と組みたい』と言ってもらえるように努力を続けたいです」と話しました。