2016/08/28 (日)
選手

柳田選手が自身初の3戦連発!打線活気あふれる

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【8月27日(土) ホークス14-3マリーンズ ヤフオクドーム】

<今日の熱男=柳田悠岐選手 3戦連続アーチ含む3安打5打点>

連日の猛攻撃。今カード初戦(26日)が14安打11得点でしたが、この日はそれを上回る16安打14得点の圧勝でした。

初回、打線に火をつけたはやはり柳田悠岐選手でした。「ポンさん(本多雄一選手)が送ってくださった。そのチャンスだった」と1アウト二塁の場面で先制タイムリー。初回にまず2点を挙げると、2回には長谷川勇也選手の通算1000本安打目となるタイムリーなどで3点。そして3回には柳田選手が3試合連続となる16号3ラン。続く内川聖一選手にも特大の14号2者連続アーチが飛び出し、3回までに9対0として試合の大勢を決めました。

中盤以降にも松田宣浩選手、中村晃選手にホームランが飛び出して、6月3日のカープ戦(マツダ)の5発に次ぐ、1試合4本塁打をマークしました。

柳田選手は連続安打を7試合に伸ばし、うち5試合でマルチ安打をマーク。3戦連発は自身初めてです。この7試合の成績は32打数15安打3本塁打11打点という驚異的数字が並びます。

「特に何を変えたというわけではないです。自分のスイングをしっかりすることだけを考えています。高いゾーンを狙って強く振る」

好調の要因を訊かれると「わかんないです」と苦笑いしつつも、「変えない」ことは一つの理由です。「悪いときはすぐにフォームをいじっていた。最近は変わってないですからね」。

ともかく、柳田選手が元気になると、チーム全体が活気づきます。「個人的な目標は、今はないです。優勝しかない。自分の成績はともかく、打って点が入ればいい」。今カードはまず勝ち越しに成功。第3戦でスイープを狙います。

また、先発した千賀滉大投手は6回2失点で交代となりましたが、11勝目(1敗)をマーク。1人で貯金10を積み上げています。

工藤監督の熱男トーク
――柳田選手が今日も打ちました。
「急にですが、よくなりましたよね。バッティングのことはあまりわからないけど、力みがなくなったというか、自然体で打席に立てている」

――内川選手にも一発が出た。
「少しずつですが、自分の感じを取り戻しているのでは。ヒットが出ているしストレスのない状態になってくれれば」

――長谷川選手は1000安打を達成。
「よかった。フォアボールはとれていたけど、なかなか一本が出ていなかったからね。このヒットでまた一つ節目を乗り越えたし、足の状態のことはあるが頑張ってほしい」

2016年8月28日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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