2016/09/19 (月)
選手

松田選手が25号、26号! 復活バンディ7勝目

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【9月18日(日) ホークス8-5バファローズ ヤフオクドーム】

<今日の熱男=松田宣浩選手、2戦連発で25号、26号!>

前の夜から予言していた言葉を、そのままお立ち台で吠えました。

「1本出たら、2本、3本と出る性格なんです!」

だから翌日が大事なんです――と16日の試合後に話していました。その大事な一戦で2発の本塁打。左へ、右へ。大きな豪快アーチを掲げました。1本目の本塁打に関しては「打ったのはまっすぐ。綺麗に打てました。バンディ(バンデンハーク投手)も頑張ってるんで、いい追加点になりました」と振り返りました。

早く打ちたいと話してた「25号」をクリアして、早くももう一本を積み上げました。26本塁打はパ・リーグ3位。さらに日本人選手では単独トップに立ちました。「次は30号!」。1本、2本出たら、次は…。19日(月・祝)のバファローズ3戦目の打撃が本当に楽しみです。

そしてもう一人のヒーローは本多雄一選手。2安打で出塁していずれもホームに生還。守備でも華麗なバックトスを見せて満員のスタンドを大いに沸かせました。「あれは、ケンタ(今宮健太選手)と目が合ってしまい、ボクが少し遅れてしまった。やってはいけないプレー。だけど、ファンの皆さんが喜んでくれたし、ファインプレーということにしておいてください(笑)」と少し恥ずかしそうな表情で話していました。

ただ、夏場になって調子を上げてきた本多選手。8月が月間打率.368(出塁率.429)。9月が打率.341(出塁率.420)。そして現在5試合連続で盗塁を決めています。2年ぶりとなる20盗塁をクリア(現在21)しました。

また、投げては先発のバンデンハーク投手が6回91球で2失点にしのぐ力投。5月31日以来の1軍登板でしたが、150キロ超のストレートを連発するなど、これまでと変わらぬスタイルで相手打線をねじ伏せました。今季7勝目をマークしました。

この日はファイターズも勝ったためにゲーム差は0.5差のまま。だが、工藤公康監督は「相手は関係なく、自分たちの野球をしていくのが大切」と気を引き締めなおしていました。

工藤監督の熱男トーク
――バンデンハーク投手が好投。
「よかった。球数もおさえ気味で、6回で91球かな。100球行く前に代えたかったし、5回くらいまでかな思っていたが球数が少なかったのでプラス1イニング投げてもらった」

――打線も活発。
「前半にいい攻撃が出来た。調子も上向き。どんどん続けてほしい」

2016年9月19日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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