2016/11/28 (月)
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各地でベースボールキッズin九州を実施しました!

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11月27日(日)、福岡ソフトバンクホークスふれあい野球教室「ベースボールキッズin九州」が九州各県(沖縄を除く)の計9会場で開催され、福岡会場には松田宣浩選手、筑後会場には和田毅投手、北九州会場には攝津正投手、大分会場には内川聖一選手、宮崎会場には武田翔太投手など各会場でホークス現役選手5名ずつが講師となり、各会場250名前後、計およそ2250名の子どもたちに野球の技術を伝授したり、一緒に動きまわって遊んだりと楽しい1日を過ごしました。

しかし、この日の九州各地はあいにくの空模様となり屋外実施が可能だったのは長崎会場のみ(筑後、宮崎は広大な屋内会場でした)。そのため一部会場ではトークショーを中心に行うなどしながら、たくさんのふれあいの時間を持ちました。

熊本会場も、藤崎台県営野球場から市立城東小学校の体育館へと変更になりました。

それでも吉村裕基選手は「本来のカタチで出来るのが良かったのかもしれないけど、トークショーなどをやったことでまんべんなく子どもたちと触れ合うこともできたし、保護者の皆さんも近いところで見ることが出来て、家族も一緒に喜んでいる姿を見られたのがよかったと思います」と話していました。

熊本会場はその吉村選手をはじめ、柳田悠岐選手、福田秀平選手、星野大地投手、岡本健投手が参加しました。トークショーでは小学生に向けて自身の少年時代を振り返って、どんな過ごし方をしたのか、どんな野球少年だったのかを語りました。星野投手は「週5回塾にも通っていた」と意外な文武両道ぶりを明かせば、福田選手は「水泳もやっていた」と話していました。吉村選手や柳田選手も「バスケやサッカーなど、他のスポーツも積極的にやっていた」と言っていました。

「基本的に外ばかりいた。たまに家でゲームをするのも野球ゲーム。自分のプレーをイメージしたりしていた」(柳田選手)

「サッカーは走る力、バスケはジャンプ力などを鍛えるし、楽しみながら集中力を鍛えることもできる。ほかのスポーツをやるのも結構大切なことだと思う」(吉村選手)

さらにスイング指導やキャッチボール指導など、野球の実技指導も行われました。

また、会場に向かう道中には熊本城があり、柳田選手は大きなショックを受けたと言います。

「4月の震災以来熊本を訪れたのは初めてでした。想像よりもひどい状態。いかに悲惨な地震だったのか改めて知りました」

来年5月13日(土)には藤崎台県営野球場で公式戦(イーグルス戦)が開催されます。

「年に1度の熊本。やっぱりホームランを打ちたい。自分が子供の頃にプロ野球を観に行った記憶でも、やっぱりホームランが残っている。野村謙二郎さんの先頭打者ホームランとか。子どもたちに一番すごかったと言ってもらえるようなプレーをしたい」と活躍を力強く誓いました。

2016年11月28日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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