2016/12/02 (金)
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吉村選手が「サヨナラ年間大賞」に輝く!

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12月1日(木)、今年のレギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打などを放った選手に贈られる「2016 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」の受賞選手が発表され、パ・リーグ部門で吉村裕基選手が選出されました。

対象となったのは、4月17日(日)のヤフオクドームで行われたイーグルス5回戦。7対7の同点で迎えた延長12回裏、無死一塁から左中間スタンドへサヨナラ2点本塁打を放ちました。

この日の試合は、ホークスが初回に先制され、一時は逆転に成功したものの、6回表に5点を奪われるなど、3対7とリードを許す苦しい展開で9回裏を迎えました。4点を追うチームは二死二塁から内川聖一選手の適時打で1点を返すと、松田宣浩選手が安打でつなぎ、二死一、二塁。ここで代打に登場した吉村選手がシーズン初安打となる起死回生の同点3点本塁打を放ち、延長戦へ突入しました。そして、延長12回裏、吉村選手の2打席連続となる劇的な本塁打によって勝利を飾りました。

この2つのシーンについて、吉村選手は、「9回の場面は、すぐに追い込まれてしまったけど、期待して応援してくれているファンをガッカリさせたくないと思い、三振だけはしないようにと思って振りに行きました。サヨナラの打席は自分の打撃をしようと、力強いスイングをしに行くことを考えていました」と振り返っていました。

また、この試合は、熊本・大分地域で大きな地震が起きた直後でした。ヒーローインタビューでは「僕だけじゃなく、ホークスの選手、そしてプロ野球選手全員が、みんな(被災地のことを)心に留めてやっています。内川さんが先日言っていたように、野球選手として野球で勇気を与えられるよう、一生懸命やっていきたいです」と思いを語っていました。

2016年12月2日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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