2016/12/18 (日)
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長谷川選手ら5名が熊本を訪れ、野球教室を開催

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12月18日(日)、ホークス選手会が主催した野球教室を熊本市の水前寺球場で行いました。ホークスでは4月の熊本地震の復興支援プロジェクト「ファイト!九州」を、シーズンを通して行ってきました。7月には選手たちが被災地の益城町などを訪問。その際に「オフにはまた熊本に戻ってきます」と約束していました。

この日は長谷川勇也選手会長をはじめ、川島慶三選手、釜元豪選手、松本裕樹投手、高橋純平投手が熊本を訪れました。

集まったのは熊本県内13チーム計65名の小学校6年生の野球少年と野球少女たち。打撃はロングティー、さらにポジションごとで守備を練習するなど、約2時間の充実の時間を過ごしました。

野球を真剣に取り組んでいる児童が多かったこともあり、選手たちの指導にも熱が入りました。打撃を教えた長谷川選手は自らバットを握って実演を交えて熱弁。「遠くに飛ばそうとすると、力が入り過ぎすぎて体が流れてしまう。しっかりボールを見て、軸がぶれないように打つこと。そしてボールを見過ぎると打球を追ってしまい、その結果体が開くので、当たる瞬間まで」など、身振り手振りも交えながらの熱血指導を見せていました。

また、ピッチングを指導した高橋純平投手も軸足の使い方や下半身の動きなどを細かく伝えていました。「じつは佐藤コーチから秋季キャンプで教わったことをそのまま伝えました」。先日、工藤公康監督と一緒に野球教室を行った際に「自分で教えてもらったことを、人に伝えることで頭が整理できる」とアドバイスを貰ったらしく、それを実践したと言います。

また、野球教室の最後には児童2人が長谷川選手、川島選手とガチンコ勝負に挑み、見事アウトに抑えました。川島選手はあまりの悔しさに、まさかの「泣きの一回」を申し入れ、その打席ではしっかり外野までボールを運びガッツポーズ。選手たちも真剣に、そして楽しい時間を過ごしていました。

長谷川選手は「みんな真剣に一生懸命取り組んでくれたのが嬉しかったので、僕らも楽しかった。子どもたちの笑顔が家族を明るくしてくれる。家に帰ったらこの思い出を家族に話して、また笑顔が広がれば嬉しく思います。また、来年5月には熊本で試合もあります。熊本の方々にとっていい一日になるようなことを、今後も考えていきたい」と熊本への支援について、チームや選手会として今後も継続して取り組んでいく姿勢を示しました。

2016年12月18日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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