2008/08/26 (火)

川崎選手、疲労骨折の診断も「医者に止められても出たい」

午前中、市内の病院で検査を終えた川崎選手はヤフードームのロッカー室に立ち寄り荷物を運び出す
午前中、市内の病院で検査を終えた川崎選手はヤフードームのロッカー室に立ち寄り荷物を運び出す

 北京五輪で左足骨膜炎を悪化させた川崎宗則内野手(27)が25日、福岡市内の病院で精密検査を受け、左足第2中足骨の疲労骨折と診断された。全治は未定で、約10日間は患部の安静が必要。回復具合を見て今後のスケジュールを決める。一般的に中足骨の疲労骨折は全治まで最低でも3週間は要するとされており、最悪の場合は今季中の復帰は厳しい状況に陥った。
北京五輪の準決勝に強行出場した代償は、あまりに大きかった。精密検査を終えた川崎選手は、荷物整理のためにヤフードームを訪れた。重傷であることは隠して「痛み? 全然、大丈夫です。気持ちとしては27日からでも試合に出るつもり。医者に止められても出たい」と話した。それでも王監督は「休ませた方がいいというから、まず10日間くらいはね」と、当面は治療に専念させる方針を打ち出した。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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