2008/08/29 (金)

新垣投手、約1年ぶりの今季初勝利に涙

今季初勝利を挙げた新垣投手はヒーローインタビューで必死に涙をこらえる
今季初勝利を挙げた新垣投手はヒーローインタビューで必死に涙をこらえる

 新垣投手がオリックス戦に先発し、8回3安打2失点で昨年9月17日以来、346日ぶりに勝利を挙げた。103球の5割以上を占めた変化球は伝家の宝刀スライダー1本。「心中するつもり」で駆使し、今季最多11三振を奪った。プロ初の2度の2軍落ちを経て復活した右腕は、通算50勝目にお立ち台で泣いた。
「本当にうれしいです。勝ててこれだけうれしいのは(プロ)最初の勝利のときくらい。それくらい感動した」。やっと手にした今季初勝利。「だめだったらもう1回下(2軍)に行くつもりでした。今日が最後という気持ち。1人、1人落ち着いて投げた」。5回2死、後藤選手にソロを浴び、8回に大引選手の場面で暴投で2点目を献上したが粘りが打線の逆転を呼んだ。王監督は涙目の新垣投手を見て「力を抜いて投げたら本当に任せられる。あとは自分で自信を持ってね」と話した。

 

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(提供: 西部日刊スポーツ新聞社

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