2008/09/28 (日)

王監督、「来年は完全な挑戦者になる」

試合前に行われたセレモニーでズレータ選手と抱き合う王監督
試合前に行われたセレモニーでズレータ選手と抱き合う王監督

 今季限りでの辞任を発表した王監督が、現役時代から慣れ親しんだ関東での最終戦を黒星で終えた。監督通算2,500試合目。初采配は巨人時代の84年4月6日の阪神戦だった。「3,000試合くらいはやりたかったな。2,500回、ワクワクドキドキ、喜んだりガッカリしたりしたわけか」。ロッテ戦前にしみじみと振り返ったメモリアルゲームでチームは投打とも元気なく7連敗、監督通算1,114敗目となった。
前日26日に96年シーズン終了時以来の最下位に転落した。「勝つのがいかに難しいか、負けるのがむなしいかが分かる。来年は完全な挑戦者になる。僕は豪快な野球を求めて、それが理想だった。将来的には大型の攻撃野球で勝てる野球ができればいい」。今日28日からは仙台で楽天との最下位決戦。残り7試合、ナインは王監督に夢の実現を予感させる試合ができるか。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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