2008/12/20 (土)

杉内投手、来季に気持ちを切り替える

更改した杉内投手はガッツポーズをつくる
更改した杉内投手はガッツポーズをつくる

  パ・リーグの奪三振王、杉内俊哉投手(28)が19日、ヤフードーム内の球団事務所で契約更改を行った。今季は10勝8敗、防御率2.66の好成績をマーク。チームの投手最高年俸、斉藤和巳投手(31)には届かなかったが「今年のチーム事情じゃ、しょうがないですよ。保留する気持ちはありませんでしたね」と一発サインで最下位のケジメをつけた。
  球団側は北京五輪の不在期間も考慮し、査定のチーム内勝利で14、15勝と認定。登板イニング数も200イニング以上と評価した。ただ、査定項目にあるチーム成績の係数は最下位の最低ランク。「成績からすれば投手でトップクラスの評価。ただチームが6位だと、上がり幅も変わる」と角田球団代表は説明した。杉内投手は「これから若い投手が入ってくるし、若い人たちに1つでも多く教えられたら。球団には先頭に立ってやってほしいと言われた」と中心投手の自覚を持って、来季に気持ちを切り替えた。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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