川崎宗則内野手(27)が22日、ヤフードーム内の球団事務所で契約交渉に臨み契約を更改。今季は北京五輪で左足を疲労骨折して4年ぶりのフル出場を逃したが、来年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも全力プレーを誓った。「ブレーキはかけない。かける必要もない。全力でいきたい」と話した。 球団からも後押しをしてもらった。「(ダウンを)覚悟していた」という契約交渉で提示されたのは現状維持。角田球団代表から「査定的には若干のマイナスだが、いろんな意味でチームを引っ張った。五輪でがんばったのもある」と説明を受けた。来季の目標は「完全フル出場」。WBCから日本シリーズまで「もちろん(フル出場)そのつもりでいる」と力を込めた。
(提供:西部日刊スポーツ新聞社)