小久保裕紀内野手(36)が主将として異例の“ハイタッチ禁止”を通達した。26日、宮崎・生目の杜(もり)運動公園でA組(1軍)は春季キャンプを打ち上げ。一本締めの後に小久保選手は野手陣を集め、守備終了時、ベンチ前でのハイタッチ取り止めを告げた。「これからオープン戦が始まる。儀式化しているようなハイタッチはやめよう」。攻撃中だけでなく、守備でもベンチに引き上げてくる投手、野手をねぎらう形で行われるハイタッチ。どの球団でも見られる行動だが、戦う集団としての誇り、緊張感を求めた。「何でもかんでも、毎回ベンチ前に出てきてやるのは、あまり意味がない」。惰性、なれ合いはチームに不要と判断した。 |
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社) |