宮崎春季キャンプは第4クールに突入しました。この時期は猛アピールする若手選手が目立ちますが、実績ある主力選手の仕上がりも気になります。
ホークス自慢の外野陣の多村仁選手、大村直之選手、柴原洋選手にここまでの調整具合や今季の目標などを聞きました。また、動画では3選手の練習の様子もお届けしているので、合わせてご覧ください。

昨季、移籍1年目だった多村選手。開幕戦で2発のホームランを打ちましたが、結局は13ホーマー。シーズンを通して1軍にいるという目標は達成したものの、満足できるものではありませんでした。「やっぱりホームランは打ちたいですよ。ただ、勝ちにつながるホームランを打ちたい。それを数多く見せられるのがいいけど、まずはチームの勝利。目先の勝利にこだわります」とフォア・ザ・チームの姿勢を見せました。
今キャンプはB組スタートでしたが、第3クールからA組に合流。調子は上向きです。

大村選手は「例年通りのキャンプやね」とニヤリ。さすが15年目のベテランです。昨季は自己最高の打率（3割1分9厘＝リーグ3位）を残しました。今季は首位打者の期待もかかりますが、「楽しく野球をやりたいよね。日々成長するように頑張りますよ」と話しました。
2月13日に誕生日を迎えた32歳の好打者はまだまだ右肩上がりです。

柴原選手も「着実にやれていますよ」と手応えを感じているようです。柴原選手といえばキャンプでは毎年かなりの練習量をこなします。この日も若手選手に交じって特打を行いました。「今はしっかり振ることだけを考えています」。昨季は4年ぶりに規定打席に到達。今季は5年ぶりの打率3割を視野に入れています。

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