右肩関節炎で2軍調整中の新垣渚投手が290日ぶりに実戦復帰した。11日の2軍練習試合・熊本ゴールデンラークス戦(山鹿)に先発。予定の2イニングを投げ、4安打4失点。2回に暴投も絡み一挙4点を失った。計43球を投げ、直球は最速145キロをマークした。
順風満帆の船出とはならなかったが、復活への確かな第1歩を踏み出した。昨年6月25日のウエスタン・リーグ中日戦以来となる実戦復帰の意義は大きい。層の薄い先発陣がチームの悩みの種だけに、報告を受けた秋山幸二監督は「今度(試合の)ビデオを見るよ」と高い関心を示した。高山郁夫投手コーチも「投げられたのは本人にも安堵感があるのでは。後戻りせず(状態を)上げていってほしい。彼は1軍でやる投手だから」と期待していた。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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