雨中の熱戦となった北九州市民球場。4月21日（水）のライオンズ戦は見事7対1で快勝しました。

今季、水曜日はそれまで3戦全敗。苦しい先発陣の中でチームを救ったのは、今季初登板となった高橋秀聡投手でした。試合前は「僕にとっての開幕です」と気合十分。立ち上がりから得点圏に走者を置いて相手4番の中村選手を迎えますが、強気の投球で空振り三振に仕留めます。その後もピンチを迎えても全くひるむ様子もなく、攻めの投球を見せて5回1失点と好投しました。
味方打線も初回に松田宣浩選手が先制2ランを放って援護。「先発としての仕事はできた」とリードを守って、「SBM」必勝リレーにバトンを渡しました。

今季初勝利をマークした右腕に秋山幸二監督も「攻めの投球をして、よく投げてくれた」と称賛。田之上慶三郎投手コーチも「次のチャンス？当然あるでしょう」とさらなる活躍に期待を寄せました。
高橋秀投手は「一戦一戦がんばっていくだけです」とこれまでと変わらぬ姿勢を強調しましたが、首位追走に向けてまた大きな戦力が台頭してきました。