2010/05/03 (月)

ペタジーニ選手、パ・リーグ挑戦に自信

入団会見を終え、ペタジーニ選手に祝福のキスをするオルガ夫人
入団会見を終え、ペタジーニ選手に祝福のキスをするオルガ夫人
新外国人ロベルト・ペタジーニ選手が2日、日本球界初のパ・リーグ挑戦に自信をみせた。福岡ヤフードームでオルガ夫人の見守る中、入団会見に臨み「オープン戦、日本シリーズで(パ球団と)やったが、違いはない。自分は自分のできることをやるだけ。自信はある。自信がなければ、日本に帰ってくるべきではない」。99年以降6年間で223本塁打したセ・リーグ時代(ヤクルト、巨人)同様の活躍を、力強い口調で約束した。

いきなり、DH争いが幕を開ける。「パ・リーグだからといって、特に変えることはない。ボールを強くたたき、野手のとれないところに飛ばす。ただ、DHは自分にとってプラスになる。いいシーズンになるはず」。3日から2軍練習に合流するが、主砲松中信彦選手も2軍で調整しており、大砲2人がDHを巡るサバイバル突入となる。1軍で山崎勝己選手が捕手定着すれば、田上秀則選手もDH候補。李ボム浩選手は外国人枠を含めてライバルとなり、競争の激化は必至だ。

もっとも、ペタジーニ選手の試合調整は、当分お預けとなりそう。これまで米国でランニングなどは行ってきたが、打撃練習をしていない。ペタジーニ選手は「自分のできることから始めて、できるだけ早く体をつくりたい。準備でき次第、試合に出る」と説明。首脳陣も最低1カ月は調整に時間がかかると見ているが、今後ペタジーニ選手がDH争いの中心になるのは間違いない。

また、新外国人J・D・ダービン投手の獲得を発表した。メジャー23試合で6勝を挙げている右腕で、4月18日に福岡ヤフードームでの入団テストに参加。小林至取締役は「力のある球を投げる。(現有戦力の)故障、不調の可能性もある。バックアップは備えあれば憂いなし。先発5、6番手と中継ぎのところが補強ポイントだった」と経緯を説明した。単年契約で、年俸は2000万円プラス出来高払い(金額は推定)。ソフトバンクの支配下選手登録は69人となる。

また、小林取締役は「オルムステッドとも前向きに交渉している」。同じく入団テストを受けたマイケル・オルムステッド投手を育成選手として契約する方針を、あらためて示した。
関連リンク > 、 、 、
関連リンク > 試合日程・結果
関連リンク > 順位表
関連リンク > メディア出演情報
関連リンク > チケット情報を見る

(提供:日刊スポーツ新聞西日本

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. ペタジーニ選手、パ・リーグ挑戦に自信